間取りで失敗しやすいコンセントに注意

現在の自宅で延長コード(テーブルタップ)などを使ってタコ足配線になってしまっているところがないかどうかを確認しましょう。
度を越えたタコ足配線は、火災の危険性もあるため注意が必要です。また、家電が増えた場合、十分な電力を得られない可能性も出てきてしまいます。
現在の家でどの場所がタコ足配線になっているのかをチェックすると、「本来はどれくらいコンセントがあるといいのか」を明確にすることができるので、この機会にチェックしてみてください。

・コンセントの注意点
快適な暮らしをするうえで欠かせないのが家電ですから、新築の間取りを考える時に家電の配置は慎重に考える必要があるのです。
しかし、住み始めたらコンセントが必要な場所にない、家具に隠れて使えないなどコンセントの配置で失敗が起こることも少なくありません。
このように、新築の間取りでコンセント配置を失敗しないためには、どのような点に注意する必要があるのかというと、コンセントの位置は図面だけで考えてはいけないです。

コンセントを何に使うかというのを一番注意しなくてはいけないことで、家電の位置を考えてコンセントが設置されているかを確認する必要があります。
使えないコンセントができていないのかを確認することも、新築の間取りを考える時にコンセントで失敗しないために大切なポイントです。
実は収納の扉の開閉で使えなくなるといった失敗は意外と多いことなので、間取り図でコンセント位置が扉の開閉に被らないかシミュレーションしておくと良いでしょう。
またコンセントが家具で隠れて使用できないということも多いので、間取り図で家具の配置を事前に検討することも大事です。

あとからコンセントを増やすことも可能ですが、綺麗につくってもらった壁に手を入れることになったり、余分なコストがかかってしまったりします。せっかくですから、新築の際にコンセントによるストレスを一気になくしてしまいましょう。